U18日本代表の日置航内野手（3年＝日大三）が今大会初安打となる決勝打を放ち、チーム３位と来年行われるU18ワールドカップ（W杯）の出場権獲得に貢献した。

1－1で迎えた2回2死一、三塁で中前適時打を放ち、これが決勝点となった。6回には2点適時二塁打を放つなど、試合前まで8打数無安打と本来の調子を発揮できなかったが、最後に本領を発揮し、2安打3打点で気を吐いた。

日置は「（今大会初安打となる決勝の中前安打に）ようやく出ました。辛抱し続けて、ここで1本出てうれしい。チームにずっと迷惑を掛けていた。それでも監督が使い続けてくれたので、最後の試合で結果が出せてうれしい。（打撃復活のきっかけは）コーチの皆さんに指導してもらって自分に当てはまる打撃を見つけられた。自分たちらしい野球ができた。（後輩たちへ）日本の野球を続けて来年世界選手権で頑張ってほしい」と笑顔をみせた。