松山聖陵(愛媛)は名将の後押しを受けて初勝利を目指す。

初めて甲子園で指揮を執る中本恭平監督(30)は「自分が監督になってから2カ月。変化は出てきていると思う。分析はこれからだけど、データを取りながら考えていきたい」。新人監督だが、強力な援軍もいる。自身の出身校、明徳義塾(高知)を率いる馬淵史郎監督(63)は叔父に当たり「『分からないことがあれば聞いてこい。1つは勝て』と言われた。(馬淵監督の春夏通算)50勝のすごさを感じている」と、力を借りながらも1勝をつかみにいく。