札幌啓北商が負傷者続出の中、粘り勝ち、65年夏以来54年ぶりの道大会へ、あと2勝とした。

試合前日12日の練習中に4番新井諒中堅手(3年)が左ふくらはぎを筋挫傷。この日は、6回の守備で、3番安部朝翔遊撃手(2年)の上唇に、イレギュラーしたボールが当たり負傷交代。中軸2人を欠きながら勝利を手にした。

5回1失点と好投し、8回1死一、三塁で同点の右前適時打を放った渥美塁斗(3年)は「厳しい状況でもみんなが力を出せば勝てると思っていた。投球内容はよくなかったので、反省したい」と振り返った。