雪谷(東東京)は「信頼・闘志・情熱」と手書きでベルトに書いていた19年前、当時の相原健志監督(52=現日体大荏原監督)が「その熱い思いをユニホームにしよう」とデザインを変えた。

雪谷の生徒を表す純白の上に大きく漢字の「雪谷」を、情熱をイメージして朱赤で入れた。2年後、都立校として3校目の甲子園出場を決め、ベルトの言葉を部訓に採用。白と赤の配色から「赤い旋風」と話題になった。今年はシード校として参加する。16年ぶりの甲子園出場に向けて、まずは東東京で再び「赤い旋風」を巻き起こす。