筑陽学園が西日本短大付との接戦を制して春夏連続で、夏は16年ぶり2度目の甲子園を決めた。

序盤は0-3と劣勢だったが、5回に2点を返して反撃ののろしを挙げると、6回に進藤勇也捕手(3年)が左翼ポール際に逆転の2ランを放って試合をひっくり返した。投げても先発の西舘昂汰投手(3年)が西日本短大付の強力打線を抑えきって完投勝利を挙げた。

西日本短大付はチャンスを多くつくりながら決定打を欠いて逆転負けを喫した。

昨秋の九州王者だった筑陽学園と、今春の九州王者だった西日本短大付の王者対決は筑陽学園に軍配が上がり、福岡では11年九州国際大付以来、21度目(11校目)の春夏連続出場校となった。