日本が米国に大勝した。12安打16得点と打線が爆発。特に3、4回は2イニング連続打者一巡の猛攻で、米国を圧倒。石川昂弥内野手、熊田任洋内野手(ともに3年)の東邦勢が大活躍した。

投手は左腕・林優樹(3年=近江)が先発で2回1失点。3回から救援した西純矢投手(3年=創志学園)も力投で、前夜の8打点に続く活躍だった。

永田裕治監督(55)の試合後のコメントは以下の通り。

-米国に勝利

永田監督 選手たちが執念で戦ってくれた。

-雨が強い中での勝利

永田監督 天気予報も当初から悪い中で、日本の魂を含めて戦えて良かった。

-投手陣について

永田監督 先発はものすごく迷いました。今日の昼に伝えました。林がどれだけ通用するかを一度、見たかった。緊張していたと本人も言ってました。甲子園以上にきつかったと思う。よく投げてくれた。

-継投は

永田監督 決めてました。今日はスクランブル態勢です。

-西について

永田監督 4連続三振もありましたが、崩れ出すのも早い投手。それでも一生懸命やってくれた。

-打撃陣について

永田監督 全ての人間がよくやってくれた。ヒットのなかった主将の坂下まで打ってくれて。おごらず、また20人で一生懸命やっていきたい。

-奥川について

永田監督 ブルペンに入っていたのを横目で見ました。理学療法士の先生たちに任せています。

-4回のリプレー検証成功について

永田監督 10秒以内ならOKというルール。一塁手の足が離れていたのが見えた。生徒(遊ゴロを打った韮沢)からの合図もありました。絶対の自信があったので。

-米国分析は

永田監督 米国のことをよく考えた上で先発を林にしました。分析担当コーチがいて、すごく助かっています。データ通りだった。