U18W杯(ワールドカップ)は第5日。B組の高校日本代表は1次ラウンド突破を目指しパナマと対戦。6回途中降雨コールド勝ちした。この日の結果、B組は日本、台湾、米国のスーパーラウンド進出が決定。A組では韓国が同ラウンド進出を決めた。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
パナマ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | X | X | 1 |
日 本 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 1 | X | X | X | 5 |
6回裏
パナマ投手は右腕アローヨ
8水上 左翼ポール直撃のソロ本塁打で5-1
パナマは右腕アマヤが登板
9坂下 三塁前バント安打
1森 四球
2武岡 四球で満塁
雨が激しくなり中断、そのまま降雨コールドで試合終了。5-1で日本が勝利
6回表
日本投手は創志学園・西
3番を遊ゴロ。4番をスライダーで見逃し三振。5番を外角直球で空振り三振(7個目)
5回裏
パナマ投手は左腕ブラウン
9坂下 二ゴロ
1森 右三塁打
2武岡 空振り三振
3韮沢 四球で2死一、三塁
パナマは右腕スアレスが登板
4石川 左越え勝ち越し3ラン!
5宮城 中二塁打
パナマは右腕アローヨが登板
6熊田 二塁内野安打。パナマ内野陣の隙を突き二進。二、三塁
7横山 右飛で攻撃終了
5回表
4回裏
パナマ投手は左腕ブラウン
6熊田 二ゴロ
7横山 二ゴロ
8水上 一飛で3者凡退
4回表
日本投手は創志学園・西。左翼に遠藤に代わって宮城が入った
4番をスプリットで空振り三振。5番にスライダー打たれ右前安打。6番はセーフティー気味の送りバントで2死二塁。7番は中飛に仕留めた
3回裏
パナマ投手は左腕ブラウン
2武岡 遊ゴロ
3韮沢 中前安打。捕逸で二進
4石川 二ゴロで2死三塁
5遠藤 空振り三振で無得点
3回表
日本投手は創志学園・西
1番にスライダー打たれ左前安打。2番は捕手前にバントも水上が二塁送球しアウト。1死一塁。3番はスライダーで空振り三振。4番は捕手の二塁送球を妨害したとしてアウト
2回裏
パナマ投手は左腕ブラウン
4石川 腰に死球
5遠藤 二ゴロで1死二塁
6熊田 遊ゴロ。一塁悪送球で1死一、三塁
7横山 中犠飛で1-1同点
8水上 四球で2死一、二塁
9坂下 四球で満塁
1森 右飛で同点止まり
2回表
日本投手は創志学園・西
4番をスライダーで空振り三振。5番は遊ゴロも一塁悪送球で1死一塁。6番に右前安打され一、二塁。7番は遊ゴロ。二封のみで2死一、三塁。8番は投手右へボテボテのゴロ。西が捕って一塁に送球も二塁手のベースカバーが遅れセーフ(記録は内野安打)となり先制許す。9番は右飛で1点で食い止めた
1回裏
パナマ投手は左腕ブラウン
1森 137キロ打って一ゴロ
2武岡 変化球打って二飛
3韮沢 高め直球打って三塁ライナー
1回表
日本投手は創志学園・西
1番をスライダーで空振り三振。2番は146キロ直球で二ゴロ。3番はスライダーで二飛
【日本スタメン】
1(中)森=桐蔭学園
2(遊)武岡=八戸学院光星
3(一)韮沢=花咲徳栄
4(指)石川=東邦
5(左)遠藤=東海大相模
6(指)熊田=東邦
7(右)横山=作新学院
8(捕)水上=明石商
9(二)坂下=智弁学園
先発投手・西=創志学園
3日の試合結果
【A組】
▽韓国7-2中国
▽オランダ4-3オーストラリア
▽カナダ9-0ニカラグア
【B組】
▽日本5-1パナマ
▽台湾15-0南アフリカ(5回コールド)
▽米国8-3スペイン
勝敗表
【A組】
チーム | 試 | 勝 | 敗 | 韓国 | 豪州 | カナ | オラ | ニカ | 中国 |
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韓国 | 5 | 4 | 1 | - | ● | ○ | ○ | ○ | ○ |
豪州 | 4 | 2 | 2 | ○ | - | ● | ● | ○ | |
カナ | 4 | 3 | 1 | ● | - | ○ | ○ | ○ | |
オラ | 4 | 2 | 2 | ● | ○ | ● | - | ○ | |
ニカ | 5 | 2 | 3 | ● | ○ | ● | ● | - | ○ |
中国 | 4 | 0 | 4 | ● | ● | ● | ● | - |
※カナ=カナダ、オラ=オランダ、ニカ=ニカラグア
日本、台湾、米国がスーパーラウンド進出
【B組】
チーム | 試 | 勝 | 敗 | 日本 | 米国 | 台湾 | パナ | スペ | 南ア |
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日本 | 5 | 4 | 1 | - | ○ | ● | ○ | ○ | ○ |
米国 | 4 | 3 | 1 | ● | - | ○ | ○ | ○ | |
台湾 | 5 | 4 | 1 | ○ | ● | - | ○ | ○ | ○ |
パナ | 4 | 1 | 3 | ● | ● | - | ● | ○ | |
スペ | 4 | 1 | 3 | ● | ● | ● | ○ | - | |
南ア | 4 | 0 | 4 | ● | ● | ● | ● | - |
パナ=パナマ、スペ=スペイン、南ア=南アフリカ
韓国はスーパーラウンド進出
大会メモ・ルールなど
◆U18W杯 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する、18歳以下による世界大会。81年に始まり今回が29度目。日本が高校日本代表で臨むのは04年が最初で、今回が6度目。日本は04年から高校日本代表で臨み過去は準優勝が最高。参加12チーム(A組=韓国、オーストラリア、オランダ、カナダ、ニカラグア、中国、B組=日本、米国、台湾、パナマ、南アフリカ、スペイン)。1次ラウンドは2組各6チームで総当たり戦、各組上位3チームがスーパーラウンドに進出。同ラウンドは別組の3チームと対戦。順位は1次ラウンドで対戦した同組チームとの対戦成績を持ち越し、計5試合分で決定。上位2チームが決勝へ、3、4位は3位決定戦に進む。
◆球数制限 今大会から導入。1試合49球以下は連投可能。50~104球は中1日、限度の105球に達した場合(打席中に達した場合、その打者との対戦終了まで投球可能)、中4日空けなければならない。
◆U18W杯・日本の成績◆
82年(米国)米国 準優勝 大学選抜
99年(台湾)米国 5位 沖縄県高校選抜
04年(台湾)キューバ 準優勝 ダルビッシュ有、涌井秀章、鵜久森淳志
12年(韓国)米国 6位 大谷翔平、藤浪晋太郎、田村龍弘
13年(台湾)米国 準優勝 松井裕樹、安楽智大、森友哉
15年(日本)米国 準優勝 清宮幸太郎、オコエ瑠偉、平沢大河
17年(カナダ)米国 3位 清宮幸太郎、小園海斗、藤原恭大
※()内は開催国、左から優勝国、日本成績、主な参加選手