大阪桐蔭がフレッシュな1年生リレーで2年ぶりの決勝進出を呼び込んだ。

先発は北海道・旭川市出身の185センチ左腕松浦慶斗投手。2発を浴び4回5失点も来年への大きな期待をかけられている。西谷浩一監督(50)は「体もあるしスピードもある。状態もよかったし先のことを考えて。もっとできる子なので、次に期待したい」と話す。自己最速は146キロ。松浦は「この先、先発でいきたい。北海道の代表のつもりできている」と熱い思いを口にした。

ソフトバンクの左腕古谷とはいとこ。175センチの160キロ左腕からは「制球を気にし過ぎず、思い切り投げたらストライクゾーンに行くから」と小さいころアドバイスを受けたという。

2番手の剛腕関戸康介投手、安定感のある3番手竹中勇登(はやと)投手が2イニングずつを無失点。来春のセンバツへ向け、1年生が大きな経験を積んだ。