日本高野連が10日、今春センバツに出場予定だった32校を甲子園球場に招待し、交流試合を開催することを発表した。

センバツには当初、21世紀枠で出場予定だった帯広農(北海道)の井村塁主将(3年)が、同校グラウンドで取材に応じた。

チームは午後4時から練習をしており、道高野連十勝地区の会議を終えた大久保聡彦部長(57)から、午後5時過ぎに報告を受けた。井村は「想定外のことだったのでびっくりして、どう喜んでいいのか分からなかった。とてもうれしい。1度、甲子園という目標を失い、気持ちが落ちたチームメートもいるので、また全員で引き締めて、部員50人が1本の矢になってぶつかっていけるようにしていきたい」と話した。