富士北稜は終盤に突き放され、2時間40分ゲームに敗れた。

兄弟でメンバー入りを果たし、完投した兄の古西祐羽投手(3年)は「結果を出すことができなくて本当に悔しいです」と涙を流した。

弟の古西祥羽内野手(2年)は「僕が兄を支えたい」と何度も声をかけて励ました。小学生から一緒に野球をやってきた。「とにかく楽しんでやろう」と前日から話していた。兄の思いを受け継ぎ、今を超えるチームを作ることを決意した。