日本航空は甲府第一に逆転勝ちで初戦を突破した。4回まで1点を追う展開。コーナー低めの変化球に3安打に抑えられ苦戦した。

5回1死一、三塁のチャンスで代打高田一輝内野手(3年)が送り込まれた。2球目真ん中高めの真っすぐを捉え、勝ち越し適時二塁打を放ちチームの勝利に貢献した。「前日に監督から代打の準備をしとけ、と言われていたので準備はできていた。バッティング含め万全な状態でのぞめた」と胸を張った。

豊泉啓介監督は「左の代打は高田と決めていた。試合中ランナーコーチをやらせていたのでダッシュしたりと、そこで体をしっかり動かせていた。そのおかげで動きも小さくならず結果も残してくれた。そこも含め、準備がよくできていた」と評価した。

「3年生36人全員で最後まで」が今大会のテーマ。1歩1歩勝ち進み、山梨制覇を狙う。