白樺学園が逆転負けを喫した。1回裏、2死満塁から6番宍倉隆太(2年)が押し出しの四球を選び先制。1-2とされた5回、先頭の1番川波瑛平(3年)が交流試合第3号となる中越えソロを放ち、同点に追い付いた。

さらに無死一、三塁のチャンスに4番片山楽生(3年)が右飛を放ち、三塁走者の細谷脩有(3年)が一度はタッチアップしかけたが、傾きかけた夕日が目に入って打球をしっかり把握できず、離塁が早いとベンチからの指示を受けて戻ったが、三塁でタッチアウトになった。勝ち越しチャンスを逃すと6回に3点、7回に1点、8回に2点と山梨学院に畳み掛けられた。

最速148キロのプロ注目エース片山楽生(3年)は、先発し5回被安打4、4奪三振2失点で交代。この日の最速は142キロだった。「北海道とは比べものにならないぐらい暑かった。暑くてぼーっとしたが、気持ちで投げた。今後については、戻ってから監督や両親と話して、どうしたいか考えたい。今の時点では進学かプロ志望か五分五分です」と話した。