22日に開幕する春季近畿大会(滋賀・皇子山)の組み合わせが17日、決まった。

開幕戦は注目カードだ。春季滋賀県大会を初優勝した綾羽が常勝チームの大阪桐蔭と激突する。綾羽は県大会準決勝で昨秋県1位の滋賀学園に8-0で完勝。大阪桐蔭も16日決勝を22安打16得点で大勝し、3月センバツの初戦敗退から逆襲する。

22日の第2戦は24年ぶりに春の兵庫県を制した神港学園が、今秋ドラフト候補で最速147キロ右腕の中西聖輝投手(3年)らを擁する智弁和歌山に挑む。智弁和歌山はセンバツを逃し、今大会で意地を見せたい。

23日は、センバツ出場校の京都国際と智弁学園(奈良)が登場する。それぞれ滋賀県2位の立命館守山、同3位の滋賀学園と対戦する。29日に準決勝、30日に決勝が行われる予定。各校ともに近畿王座を目指し、夏の各府県大会に向けて、勢いをつけたいところだ。