全国高校野球選手権(10日開幕、甲子園)に出場する東明館(佐賀)は9日、甲子園の室内練習場で全体練習を行い、豊福弘太監督(33)がオンラインでインタビューに応じた。

春夏通じて初出場。台風9号の影響で開幕は当初予定の9日から1日順延され、東明館は大会初日の10日の第3試合に日本航空(山梨)と初戦を迎える。豊福監督は「序盤は失点を最小限に食い止めて、接戦に持ち込む。中盤以降の勝負になるイメージを持っています」と初勝利への展望を明かした。

指揮官は2年生エース右腕、今村珀孔(はく)投手と、プロ注目で主将の加藤晴空(そら)捕手(3年)をキーマンに指名した。「ピッチャーの今村とキャプテンの加藤。このバッテリーを中心に」。今村は佐賀大会5試合で防御率1・29の好成績。決勝の佐賀北戦では7安打されながら高校初完封を果たした。「予選から失点を計算するチームというのを意識していた。ロースコアでいって、ワンチャンスをものにできれば」。今村-加藤のバッテリーがチームの命運を握る。

日本航空は山梨大会5試合で平均7・6得点。一方の東明館は5試合で平均4・8得点だ。打ち合いではなく、守り勝つ。約2時間の前日練習を終え、主将の加藤も「接戦に持ち込めば勝利する力はある。相手は打力もあっていいチームというのは分かっている。その中でも自分たちのできることはあるので、しっかり発揮して明日絶対勝ちにいきたいと思います」と、力を込めた。【只松憲】

【関連記事】高校野球の日程と結果