修徳はリベンジを果たせなかった。今夏東東京大会準決勝で敗戦を喫した関東第一との一戦だったが、5回コールド負けで敗れた。

2回に2つの失策と6安打が絡み、一挙7失点。主導権を握られると、打線も3安打と沈黙。今夏から主軸を担う佐藤大空外野手(2年)は「今年の夏に力負けをしてから、関東第一や二松学舎を倒すために練習してきました。その中での敗戦は悔しいです」と話した。続けて「今日で差が分かったと思います。これからは基準を上げないといけない」と来年のリベンジに向けて、チームの底上げを図る。

敗戦を受け、荒井高志監督(36)は「相手のスピードを意識しすぎたり、捕りきれないエラーだったりと、ここが弱いなという部分が分かりました。来年に向けて、コールド負けですけど悪くない経験が出来たと思います」と、この試合を糧にする。