大会屈指の強打で初V狙う! 第94回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が4日、オンラインで開催された。昨秋明治神宮大会4強の九州国際大付(福岡)は、大会初日に登場。相手は明治神宮大会1回戦で快勝した北海道王者、クラークに決まった。プロ注目で投手もこなす主将、野田海人捕手(2年)を中心に強度を増した攻守で、前回出場の11年準V超えを目指す。

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九州王者の九州国際大付は、自慢の強打で11年準V超えを目指す。

抽選会後、プロ注目で強肩強打の野田主将が代表でオンライン対応。抱負を問われ「神宮大会はベスト4で悔しい結果に終わってしまったので、九国らしいプレーで日本一を目指して頑張りたいと思います」と、力強くチームの思いを代弁した。

「九国らしさ」については「ピッチャーを中心に堅い守りからリズムをつくって、破壊力のある打力が持ち味なので、そういうところを見てほしい」という。技巧派のエース左腕、香西一希投手(2年)は制球抜群で、投手も兼ねる野田は最速145キロでねじ伏せる。上昇気配の打線については「けっこうみんな仕上がってきている。いい感じ」といい、1年生4番・佐倉侠史朗内野手が軸の攻撃力に自信をのぞかせた。

クラークについて「走攻守そろう素晴らしいチーム」と警戒する一方で、再戦に「やりにくさはない」とキッパリ。明治神宮大会1回戦は長打攻勢で5-1と撃破しただけに、動じる様子もない。

センバツはリベンジの場でもある。昨秋九州大会は、決勝まで4試合で3連続満塁弾を含む6本塁打の50安打、43得点で制した。だが、明治神宮大会準決勝で、優勝した大阪桐蔭に7回コールド負け。佐倉の先制弾など2本塁打の1発攻勢で食い下がったが、完敗の屈辱を味わった。

オフは1日1000回のスクワットなどで下半身を強化。練習試合が解禁となる5日から遠征を組んだ。甲子園への移動は12日を予定。元プロで就任8年目の楠城徹監督(71)も「強豪校と対戦する中で、自分たちの立ち位置が見えた。神宮でベスト4。その上を目指すのは当然だと思う」と初Vも見据えている。入念な最終調整で、初戦に万全を期す。