波佐見(長崎)が、九州大会初の継続試合で逃げ切った。日章学園との1回戦は23日、雨のため7回終了後に中断。継続試合が決まり、その時点では波佐見が10-4でリードしていた。

8回に1点を返されたが、波佐見の先発左腕、渡辺大地投手(3年)が粘り勝ち。試合後、波佐見の得永健監督(53)は「(継続試合は)難しいです。1つでもミスがあったら流れが変わるんじゃないかなと、悪い予感ばっかりしていた。この難しさはやった人にしか分からない」と、神妙な面持ちだった。

本来ならば前日24日の第4試合に組み込まれていたが、同日は雨天により全試合が中止。継続試合も翌日に繰り越されていた。中1日が空き、得永監督は「宿舎でもリセットさせるのではなく、緊張感を解かないようにさせました」と振り返ったが「宿舎での過ごし方から神経をとがらせましたが、それは無理だったと思います。仕方がないなと思いながら…。体はゆっくり休めても疲れは残ってると思う」と、話した。

◆継続試合 天候不良などで試合が中断された場合、イニングに関係なく翌日以降に中断時点から再開し、9回もしくは勝敗が決するまで行う。2月の日本高野連の理事会でセンバツと全国選手権大会での採用が決まり、3月のセンバツでは適用なし。各都道府県大会、全国選手権の地方大会での導入は各高野連などの判断による。