高校野球春季千葉大会の準々決勝が1日、千葉県天台野球場ほかで行われた。

今春センバツ出場の木更津総合は中央学院に4-1で勝利し、4強進出。エース越井颯一郎投手(3年)が“新スタイル”で9回を96球、6安打3奪三振の1失点に抑える好投をみせた。センバツ2回戦敗退後、「学習しなければ」と投球をチェック。「声を出して投球した時、球が高めに浮き打たれていた」と気付き、トレードマークだった「ヨイショー」という雄たけびを封印した。これで力みがなくなり、制球力が向上。「声を止めて手応えはある。続けていきたい」と、甲子園の悔しさを糧に、さらなる成長を目指す。