聖地を目指す戦いが、南北海道の函館、室蘭、北北海道の十勝地区で開幕した。

室蘭栄が1点差で逃げ切り勝利した。

先発した背番号1の右腕、住吉壮野(まさや)投手(3年)は9回129球6安打14奪三振3失点で完投。「まずほっとしました」。9回に2死満塁と一打逆転のピンチも背負ったが、最後は三振に仕留めた。組み合わせ決定後、プロ注目右腕、苫小牧中央の斉藤優汰投手(3年)から「決勝で当たるね」と連絡を受けた。今夏投げ合うことが1つの目標。それまでは負けられない。