札幌創成は今夏初めてベンチ入りした南口侍斗(しど)外野手(3年)が、6回1死満塁の場面で代打出場し、逆転の走者一掃左越え適時二塁打を放った。最後の夏、公式戦初打席の初球をフルスイングし、春王者札幌第一撃破に貢献。「春までは、練習試合で初球を見逃して追い込まれ、結果を出せなかった。反省して初球からいけるようになったのが大きい。自信になった」と喜んだ。

▽6回先頭で逆転への口火となる中前打を放った札幌創成の今野大樹主将(3年)「大会前1週間前の強化週間で、各自が2時間の個人ノックを受けた。おかげで最後まで集中力が途切れなかった」。