横浜隼人が土壇場の逆転勝利で初優勝を飾った。

初回、主将で1番の田上亜純外野手(3年)が中前打で出塁。すかさず盗塁で二塁、三塁を陥れた。

2死三塁から指名打者の4番千見寺真央選手(3年)が中前へはじき返し先制点をあげた。

しかし直後に逆転を許し1-2とされるとその後は行き詰まった展開に。

1点を追う最終回の7回、千見寺がこの日3本目となる安打で出塁。相手のミスなどで2死二塁の好機をつくると加藤絢子外野手(1年)が右翼前に値千金の同点打を放ち、土俵際で試合を振り出しに戻した。

タイブレークが適用される延長10回2死二、三塁で水島来望外野手(3年)がフルカウントから相手選手のグラブからわずかにこぼれる意地の中前2点タイムリー。守備からの途中出場ながら執念の一打を放ち、試合を決めた。

土壇場からの粘り勝ちで横浜隼人が初の栄冠をつかんだ。