大阪桐蔭が25安打19得点で聖望学園(埼玉)を圧倒し、夏40勝目を挙げた。

初回2死三塁から丸山一喜内野手(3年)、海老根優大外野手(3年)の連続適時打で2点を先制。4-0の4回は、松尾汐恩(しおん)捕手(3年)から田井志門外野手(3年)までの4連打を含む10人攻撃で5点を奪った。10-0の6回にも主将の星子天真内野手(3年)の今夏初安打から好機をつくり、9人攻撃で5点を追加した。

8回には松尾が今夏の自身甲子園1号となるアーチを放ち、海老根も適時打で続いて2点を追加。同校の夏最多得点記録に並ぶ17点を挙げた。

さらに9回に松尾の2打席連続アーチで2点を追加。春も含めた同校の最多19得点を挙げ、夏は史上2度目の甲子園春夏連覇を果たした18年以来となる3回戦に進んだ。