慶応が今夏準優勝の東海大相模を下し、4強入りを決めた。巨人などで活躍した清原和博氏の次男、勝児内野手(1年)は「8番三塁」で先発出場。1打数1安打1打点1盗塁、2犠打で勝利に貢献した。今夏準々決勝で敗れた相手へのリベンジに清原は「チャレンジャーとして挑めた。チーム一丸となって出来て、相模を倒せて良かった」と笑顔をみせた。

第1打席は1点を追う2回2死三塁。フルカウントから四球を選んだ。チャンスを広げたが、後続が倒れこの回は無得点に終わった。

第2打席は2点リードの4回無死二塁。初球を捕手前に転がす犠打で、チャンスを広げた。続く9番の打席間の暴投で、三塁走者が生還。得点につなげた。

第3打席は4-2と2点リードの6回1死二、三塁。カウント1-1からの3球目、外角高めのボールに飛び付き、投前に転がすスクイズ。三塁走者が生還し、清原は笑顔でベンチに戻った。

第4打席は3点リードの7回2死二塁。右足の太ももがつる中、左前打を放った。つっている足をかばいながら一塁へ到達すると、代走が送られた。