巨人原辰徳監督(64)がドラフトでの「伝統の一戦」を制し、球団のくじ引きの連敗を11で止めた。
公言していた通り、高校通算68本塁打のスラッガー・高松商の浅野翔吾外野手(3年)を指名。阪神も1位で指名したため、ドラフト会議のくじ引きでの「GT一騎打ち」は、史上初となった。くじ引き役として、巨人は通算1勝11敗の原監督、阪神は通算1勝7敗の岡田彰布新監督(64)が登場。原監督が08年の大田泰示(現DeNA)以来となる当たりくじを右手で引きあげ、交渉権を獲得。右手で渾身(こんしん)のガッツポーズを決めた。
原監督の、歓喜の一問一答は以下の通り。
■道順を変更し、靴も新調
-おめでとうございます
「ありがとうございます」
-この瞬間を待ってましたね
「あのー、まあ私自身のくじ運は悪くないと思っているんですが、監督として引くという部分に関しては何勝…あるいは何敗というね。まあ、そういう中で今日は自宅からここに来る間もですね、道順を変えながら。えー、今日は靴も一番新しいのを履いてきてですね。いろんなことを変えてきました。効果、あったと思います」
-それだけ欲しかった選手ということでいいですね
「はい」
■堂々と、思い切って飛び込んできてほしい
-全国の巨人ファンへ報告を
「今年はシーズンで非常に悔しい思いをしながら、来季に向けて練習もしております。そういう中、このドラフトで、意中の選手を獲得できたのは、非常に良かったと思います。浅野くんもですね、胸を張って堂々とジャイアンツのユニホームを着て。我々は大手を広げて迎え入れます。何の不安も持たず頑張って、ジャイアンツにぜひ、門をたたいてもらいたいと思います」
-岡田監督との伝統の一戦が、こういった形で第1ラウンドが幕を開けた
「いやいや、あの、ペナントレースにおいて勝ち負けを競うというのは、これはお互いが臨むところではあると。まあ、こういう戦いというのは、あまり気持ちいいものではありません。結果的に今回こういう形になったのは、周りの方、全ての方に感謝したいと、そういうふうに思います」
-浅野がテレビの前で待っている。メッセージを
「もう、私自身も興奮していますしね、えー、浅野くんも興奮してくれていると。私と同じくらい興奮してくれているというふうに思います。その思いを野球に懸け。そして、残り少ない高校野球、高校生としてもですね、しっかりと勤め上げ、そしてジャイアンツの門をたたき、袖を、ユニホームを着てもらう。そのことを望んでおります」

