雨天中止になり、21世紀枠で出場する氷見(富山)はリラックスした様子で甲子園室内で練習をこなした。

注目はドラフト候補に挙がるエース青野拓海投手(3年)。前日にブルペンで投球を受けた主将の大沢祥吾捕手(3年)は「すごく変化球が切れていました。秋よりも体が大きくなり、スピードもキレも増しています」と自信を見せた。

山梨学院の1回戦は全員がスタンドで生観戦した。砺波工(富山)で甲子園経験のある村井実監督(59)は「非常にレベルが高い。我々にできることを探して、それを積極的にやる」とプランを描き「私たちのやるべきことがあると思う。はつらつとしたプレー、表情をグラウンドで見せて、球場に応援してもらえる雰囲気になればありがたいですね」と期待した。