7イニング制の紅白戦を2試合行った。専大松戸(千葉)の平野大地投手(3年)は真っすぐに自信を深めた。

真っすぐ主体で2イニングを投げて1安打2奪三振1失点だった。九州国際大付(福岡)・佐倉峡史朗内野手(3年)と東邦の中村騎士内野手(3年)から連続で三振を奪う場面もあり、「久しぶりにいいボールがいってるかなと思った。自分でも今日は自信を持ってできた」と納得の表情。真っすぐの良さに関しては「報徳の堀くんからも『いいボールがきているな』と言ってもらえたので、自分でも自信になりました」とバッテリーを組んだ報徳学園(兵庫)の堀柊那捕手(3年)からも声があったという。

今合宿では他の投手の姿を刺激に変える。「(大阪桐蔭の)前田くんだったり、(享栄の)東松くんだったり、仙台(育英)の高橋くんだったり、やっぱりいいピッチャーの球を見て。身近で見られることもないと思うので、だいぶ刺激になってます」と見て学ぶ姿勢だ。さらに、自らも「何か1つでも自分のたけたところをつくって帰っていきたい」と強みの発見と習得へ意欲的。

日本代表へは「自分の一番目標としているところ。全国で名だたるメンバーとできるのですごくうれしい。このメンバーとできることで刺激にもなる。いろんな話をしたりして、なるほどなって思うところもありますし、この経験をつなげていきたい」と経験を成長の糧とすることを誓った。