第105回全国高校野球選手権神奈川大会(7月7日開幕)の組み合わせ抽選会が10日、県内で行われた。

春4強で第1シードの東海大相模は4年ぶり12回目となる夏の甲子園を目指す。

抽選会に出席した小笠原馳大(ちひろ)マネジャー(3年)は「春の県大会では(4強の中で)唯一、横浜スタジアムで2連敗した。その経験を日本一につなげる」と力強く話した。今年のチームは山内教輔外野手(3年)や及川将吾内野手(3年)を中心とした切れ目のない「超重量打線」が武器。守りでも「カットプレーなどの細かい部分を突き詰めてきた」と夏を見据える。

昨夏は決勝で横浜に0-1のサヨナラ負け。あと一歩のところで甲子園を逃した。「昨年の悔しさを胸にこの1年やってきた」と昨夏の悔しさを全てぶつけるつもりだ。今夏、伝統の「相模ブルー」が復活の時を迎える。

初戦は10日に湘南学院-百合丘の勝者と対戦する。【黒須亮】

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