第105回全国高校野球選手権大会の滋賀大会(7月8日開幕)の組み合わせ抽選が、栗東市内で行われた。

夏の甲子園2年連続4強で第1シードの近江は、7月15日に伊香と初戦を迎える。主将の横田悟内野手(3年)は「明日の練習から良い刺激になる。昨年まで甲子園に出場できたのは、先輩方の力だった。この夏(県で)勝って、甲子園でも勝つ」と力強く意気込んだ。

春の近畿大会では、1回戦で金光大阪に2-3と競り負けた。ただ、この一戦で夏への道筋が見えたという。横田主将は「金光大阪のようなチーム力のあるチームを目指す。細かい動きや、あいさつひとつ変えていこう」と明かした。

金光大阪は、春の大阪大会決勝で大阪桐蔭を打ち破り、初優勝をひっさげて近畿大会に乗り込んできた。部員117人と大所帯のチームは、レギュラーでも1年生のようなピシッとキレのあるあいさつをする。「3年生になって、あいさつがおろそかになってしまうところを、金光さんは学年関係なく立ち止まって、きれいに頭を下げてあいさつをする」。横田主将はそんな姿に目を奪われた。

さらに、金光大阪の応援はグラウンド内も応援スタンドも、レギュラーも控えも関係なく、大声を出すことで有名で、チーム一丸の「声の束」で相手にぶつかっていた。1つの敗戦からプレー以外の面を見直した近江は、5大会連続、17度目の甲子園出場を目指す。【中島麗】