第105回全国高校野球選手権岩手大会(7月7日開幕、きたぎんボールパークほか)の組み合わせ抽選会が行われた。高校通算138本塁打の佐々木麟太郎内野手(3年)を擁する第1シードの花巻東は、19年以来4年ぶりの優勝を目指し、7月12日に盛岡市立-花泉の勝者と初戦を戦う。
佐々木麟にとって甲子園出場へのラストチャンスとなる。21年は自身が最後の打者となり準優勝。昨年は準決勝で盛岡中央・斎藤響介投手(現オリックス)から2安打を放ちながらも、チームは2-3で惜敗した。抽選会前日には「どこが来ても自分たちのやることは変わらない」と強調。「(岩手の)優勝旗をつかんで甲子園で暴れたい」と意気込んでおり、過去2年の苦い記憶を払拭するつもりだ。
春の公式戦で佐々木麟は県大会地区予選、県大会、東北大会と計6試合に出場した。背中の痛みにより県大会2回戦と準々決勝は欠場したものの、20打数9安打、1本塁打、10打点、5四球(うち申告故意四球2)、1死球と堂々の成績をマークした。しかし、強打者ゆえに県大会と東北大会では1度ずつ申告故意四球で歩かされる場面もあった。
夏の大会では走者がいてもいなくても勝負を避けられるケースが想定される。「必ず勝負数が限られてくる。だからこそ1球1球を大切にしていきたい。精度と確率を求めて練習に取り組んできた。限られた勝負数を大切にしながら臨みたい」と少ないチャンスを確実に仕留める覚悟だ。
順調に日程が消化されれば、決勝戦(きたぎんボールパーク)は7月22日に行われる。

