4年ぶりに出場校の全メンバーが集まり、開会式が行われた。前年度優勝校の大阪桐蔭を中心に、夏を戦う選手たちがユニホーム姿でグラウンドを行進した。
選手宣誓を務めたのは、淀川工科の主将、森内遥(はる=3年)内野手。たくさんの仲間たちを前に、堂々と大役を務めた。
「ここにいる仲間、1人1人の力が集まって、淀川のような大きな力となり、先輩方の思いを乗せて、大阪魂で力いっぱい、熱く、悔いが残らないよう、正々堂々戦うことを選手一同誓います」
校名にも入っている「淀川」は必ず入れたいと考え、インターネットで淀川について調べた。「小さい川が集まってできるのが、淀川だと調べたら出てきて、野球ともつながるところがあるなあと思って。1人1人の力が集まったら大きな力になるというのが、野球と淀川がつながってることやなあと思って、それで入れました」。なじみのある淀川と大好きな野球の共通点を見つけた。
もう一つ込めたのは、コロナ禍で思うように野球ができなかった先輩たちへの思いだ。
「先輩たちは開会式も存分にできなかったですし、1個上の先輩も練習できない日々が続いてたと思う。僕たちがコロナ禍が緩和されて、いろんなことが戻ってきた中で、その悔しい思いをされた先輩達の分も、僕たちが精いっぱい頑張るぞという気持ちでやりました」
初戦は15日の2回戦で、園芸と戦う。「今回の開会式は吹奏楽部も自分の高校ですし、選手宣誓も自分になったので、僕たちが盛り上げていい開会式にしたいなと思ってやりました」。1勝目へ、最高の流れをつくった。
淀川工科の主将、森内遥内野手の選手宣誓全文は以下の通り。
4年ぶりに選手全員で開会式を迎えることができたことに、感謝します。
コロナ禍で思うように野球ができず、悔しい思いをされた先輩方、それでも私たちにたくさんのことを教えてくださいました。今ここにこうして立っていられるのは、先輩方のおかげです。
私たちは野球が大好きです。勝っても負けても、強くても弱くても、その思いは一緒です。ここにいる仲間、1人1人の力が集まって、淀川のような大きな力となり、先輩方の思いを乗せて、大阪魂で力いっぱい、熱く、悔いが残らないよう、正々堂々戦うことを選手一同誓います。

