青山(東東京)が、学校の目の前にある神宮で1勝し、6回コールドで3回戦進出を決めた。

エースの杉山新(あらた)投手(3年)が2試合連続で先発。6回を被安打5の4奪三振、1失点で完投した。初めて神宮のマウンドに立ち「うれしかった。聖地と分かっているけど、教室の窓からいつも球場を見ているので緊張はしなかったです。1失点が悔やまれる。本当は無失点に抑えたかったです」と話した。

この日は、午前8時に学校に集合。卒業アルバムの写真撮影を済ませてから、道路の反対側にある神宮球場へ移動しアップを開始。午後0時20分の授業終了後には、学校からスタンドに応援に駆けつけてくれたクラスメートもいた。

チームの合言葉は「勝って神宮に行こう」。1回戦の筑波大付戦(駒沢)は5-0で完封勝利。2回戦からの試合会場は、すべて神宮だ。「縁があるんですかね」と笑った。

本当は、中学で野球はやめるつもりだった。中学時代の指導者に背中を押され、入部を決意したのは1年生の5月ごろ。「3年間、やってみようかな」と思っていたが、あっという間に夢中になった。3年になってエースとして背番号1を背負う。「(野球部に)入ってよかったです。仲間に恵まれました」と感謝する。

3回戦は16日、シード校の共栄学園と対戦(神宮)する。「行けるところまで、勝ち進みます」と意気込んだ。最高の仲間と、最高の夏にする。