シード校の修徳は、8回コールドで初戦を危なげなく突破した。
3回までは0-0だったが、中盤以降に打線がつながり得点を重ね、11安打を放った。荒井高志監督(38)は「最後まで攻めきることができた。攻め続けることが、相手のプレッシャーになると選手たちに伝えていた。選手たちは普段通りにやってくれた」と話した。
ナイジェリア人の父を持つ水野ケビン外野手(3年)が4打数2安打1打点をマーク。6回1死満塁で、三塁手強襲の内野安打を放ち1点を追加した。「つなぐ打撃で勝っていこうと選手で話して試合に入った。チーム全体でつながって、しっかり攻めることができました」と話した。
大会直前に、大会メンバーのAチームと、控え選手のBチームが紅白戦を行い、延長10回タイブレークの末に4-7でAチームが敗れた。荒井監督は「Aチームは受け身になって負けてしまった。あの紅白戦があったから、開き直ってできたと思います。Bチームと、サポートしてくれるベンチ外の3年生のおかげです」と選手たちに感謝。水野は「負けたことで、Bチームの選手たちから刺激をもらいました。大会でも受け身の野球をしたら負けると思った」と転機になった。
プロ注目の191センチ右腕、篠崎国忠投手(3年)を擁す今年の夏。水野は「甲子園を沸かせるチームになるのが目標。全員で攻める野球で勝ちたい」と意気込んだ。

