第4シードの堀越が、5季連続の甲子園出場を目指していた二松学舎大付を打ち破った。

延長10回タイブレークの末に、サヨナラ勝ち。小田川雅彦監督(67)は「横綱を相手に、前頭が前みつを取って、頭をつけたような試合だった。試合の流れが行ったり来たりしていて『我慢しろ』と何度も伝えた。傷口を最小に、チャンスを最大にした」と選手たちをたたえた。

2-5で迎えた延長10回無死一、二塁で、先頭の草場陸内野手(3年)が自身の判断でセーフティー気味の犠打をし、1死二、三塁とした。敵失や犠飛で同点とし、2死二塁で多田夢叶(ゆうと)外野手(3年)の遊撃への当たりが悪送球を誘い、サヨナラ勝ち。うれし涙を流す選手もいた。

1人で10回を投げきったエースの堀口太壱投手(3年)は「(最後は)何が起きたのか分からなかった。全員で戦ったので、みんなのおかげです」と喜んだ。スタミナに自信はなかったが「今までで一番粘ることができた。次の試合もあるので、気合を入れ直します」と話した。