<高校野球東東京大会:帝京13-3開成>◇19日◇4回戦◇神宮球場

“開成(東東京)ここにあり”と示した。1-7で迎えた3回2死一、三塁で、伊藤千紘内野手(3年)が打席へ。「すべてぶつけよう」と初球をとらえ、左中間を破る適時二塁打で2点を追加。スタンドを沸かせた。「タイムリーが打てて、帝京相手にもある程度は通用するんだと思えました」と手応えをつかんだ。

打撃練習に集中的に取り組んできた。チーム練習は週1度、約75メートル四方の人工芝グラウンドしか使えないため、選手は自主的に工夫。春の東京大会優勝校を相手に3打数2安打2打点を挙げ「打撃に特化して練習をしてきて、間違っていなかった」。青木秀憲監督(52)も「やろうとしている打撃は貫けた。長打が出て、得点も奪えたのは収穫」と話した。東大合格者数全国トップの進学校。伊藤は「ここまで頑張ることができたので、次は勉強を頑張ります」とすがすがしい表情だった。【保坂恭子】