今夏、甲子園出場の専大松戸が、秋の初戦を突破した。昨秋から今春、夏と3大会連続で県を制しており、4大会連続優勝へ向け好発進した。

新チームから4番に座る水谷南音(なお)内野手(2年)が初戦から存在感を示した。初回2死三塁から左前適時打で1点を先制すると、3回にも2死から公式戦初となる左越えソロ本塁打。6回には先頭で得点の足掛かりとなる中前打を放ち、4打数3安打2打点の活躍で、勝利に導いた。

練習試合ではなかなか結果が残せなかった。「負けたら終わり。全力でやるしかない。自分は打てる。そう言い聞かせました」。力が抜け「来た球を打つだけ」とリラックスしてバットを振った。「ホームランは、本当にうれしかったです!」と、笑顔を見せた。

持丸修一監督(75)は「できることをしっかりやろう」と新チームの公式戦初戦に課題を掲げた。スタメンの9人中4人が1年生という若いチーム。細かいミスが続き「新チームとして第1歩というには遠い1歩だよね」と、勝利にも厳しい評価だが、水谷に対しては「きっちり打つべきところで打って1人で打点を稼いでくれた」と、合格点。

水谷は「チームとしてはまだスキがある。しっかり修正して、千葉の王者になって関東大会に行きたい」と、力強く話した。