16年ぶり2度目出場の宇治山田商(三重)が、アクシデントにも動じず、2回戦へコマを進めた。
選手の体調不良で当日に2選手を変更。さらに、試合が始まっても、3回に中川春輝内野手(3年)が頭部死球を受けて途中退場。6回には郷壱成外野手(2年)が負傷交代するなど、離脱者が続出した。
それでも、伊藤大惺主将(3年)は「焦りはなかった」と言う。「ずばぬけた選手はいないので。持ち味のつなぐ野球ができたと思う」。
5-4の9回裏に先頭打者が出塁した場面では、昨秋の東海大会豊川戦で逆転負けを喫したシーンが脳裏に浮かんだが「同じシチュエーションだと思ったけど、粘りきって、やってきたことをしっかり証明しようという思いになった」と強気で立ち向かい、1点差を守り切った。
スタンドの応援も力になった。午前3時発のバスで三重・伊勢市内から駆けつけた約360人がスタンドでメガホンをとった。道中も、選手ごとに用意した9種類の応援を練習。
主将はその熱い応援に感謝し「スタンドから声援頂いたので、それを力に変えて頑張ろうと思いました。次の試合も一戦必勝で。離脱者も出たけど、その人達も合わせて全員で次の勝利を勝ち取りたい」と誓った。
初戦を突破した宇治山田商は、24日に中央学院(千葉)と対戦する。

