感謝の気持ちをマウンドで表した。横浜創学館(神奈川)のプロ注目エース・鈴木圭晋投手(3年)が、横浜清陵戦に5回から2番手で登板。得意の直球とチェンジアップを組み合わせ、5イニングを無安打投球で勝利に貢献した。

好投の裏にはフィリピン人の母ジェシルさんの優しさあふれる食生活があった。「バランス良く食べられるように、試合前は脂の多い食べ物は控えたメニューで」。昨晩はゴーヤーチャンプルーなど野菜が中心。愛情こもった手料理を力に変えた。細身だった体も一回り成長。「母の料理はなんでもおいしい」とエースは食べ続け、入学時66キロだった体重が、今では83キロとたくましい体に。スタンドから見守った母は、支え続けた日々を「頑張ってもらいたいので…」。目には光るものがあった。

鈴木は「ここまで野球を続けられたのも両親のおかげ。夏は恩返しの舞台に」と、あらためて誓った。チームのため、家族のため、思いを込めて右腕を振る。

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