興南が春夏通じて甲子園初出場を目指した創部3年目のエナジックを延長10回タイブレークの末、サヨナラ勝利で下し、2年ぶり14度目の優勝を飾った。

苦し“勝った”。プロ注目の最速147キロ左腕、エース田崎颯士(りゅうと)投手(3年)が先発。6回まで3-0の完封ペースだった。だが、今春県決勝で敗れた相手の反撃で7回に追いつかれた。それでも、リベンジの願いで執念を見せ、延長10回の死闘を制した。

今夏は興南、沖縄尚学ら甲子園常連校にエナジック、KBC、ウェルネス沖縄など新興勢力が対抗する構図になっていたが、伝統校の力で勝ちきった。

◆興南 1962年(昭37)私立興南学園として創立。普通科に生徒1034人(女子427人)。野球部は創立と同時の創部で部員数88人。甲子園は春4度で優勝1回、夏は今回が14回目で優勝1回。野球部OBにオリックス宮城大弥、元中日デニー友利ら。ボクシング元世界王者の具志堅用高や女子ゴルフの宮里美香も卒業生。所在地は沖縄県那覇市古島1の7の1。諸見里明校長。

◆Vへの足跡◆

2回戦4-0中部商

3回戦2-0普天間

準々決勝3-1知念

準決勝6-2KBC

決勝4-3エナジック

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