<高校野球山口大会:南陽工4-3下関国際>◇28日◇決勝◇山口マツダ西京きずなスタジアム

「自分のせいで3年生の最後を終わらせて申し訳ない。監督も甲子園に連れて行けず申し訳ない」。敗戦から涙が止まらず、ベンチでも泣きじゃくった。

今夏は決勝まで4戦連続先発で、決勝含め3戦完投(準決勝は6回)。この日、序盤に3点のリードをもらい右腕を懸命に振ったが、万全ではなかった。球威が落ちた終盤につかまり逆転を許した。

9回2死一、二塁。最後の打者として回ってきたが、相手投手の気迫の直球に空振り三振。肩を落としてベンチに戻った。

同校に進学したのは甲子園を目指したから。夏の準優勝の22年、中3の時に甲子園で大阪桐蔭戦を観戦した。全国屈指の強豪撃破で「より(下関国際で)やりたい思いになった」と夢を抱いて野球部の門をたたいた。

来夏は最高学年として聖地を目指す。「この負けを生かさないと監督さんや3年生に申し訳ない」とリベンジの思いが増した。最速は139キロ。カーブ、スライダーの精度も増して再起する。【菊川光一】

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