大社旋風だ! 初戦で2年連続センバツ準優勝の報徳学園(兵庫)を破った勢いは止まらず、創成館に逆転勝利で1917年の第3回大会以来となる107年ぶり夏の甲子園2勝を挙げた。同校卒業生の石飛文太監督(42)は「今までOB、先人が築き上げてきたものを礎に戦ってそれが成就した」と涙を浮かべた。

快進撃のチームを引っ張るのはエース馬庭優太投手(3年)だ。プロ注目の報徳学園・今朝丸裕喜投手(3年)と投げ合った前戦で自信をつけた。「最後も今までの自分だったら打たれて終わっている」。1点リードの10回裏2死一、三塁のピンチ。三振を奪い勝利を決め、帽子が地面に落ちるほどの勢いで大喜び。「自分の中で、今までにないくらいうれしかった」。115球で10回を投げきり、2戦連続の完投だ。

大会中も常に成長を続ける左腕は「報徳さんとの良い対決が成長につながって投げきられた」と振り返った。次の早実戦も「打力があってプロ注目の方もいる。対戦は宝物になる」と楽しみにしながら臨む。一塁側アルプスを紫に染めた大応援団の応援も快進撃を後押し。石飛監督は「感謝してもしきれない」と語った。

【甲子園】大社107年ぶり2勝、早実サヨナラ勝ち、神村学園、岡山学芸館も3回戦進出/詳細