好左腕同士の投げ合いは、接戦は延長タイブレークにもつれこみ、仙台育英(宮城)は3回戦で姿を消した。3-3の11回表に2失点。その裏は無得点に終わった。須江航監督(42)は「良くも悪くも全てが出たので、監督の采配以外は悔いはないです。ナイスゲームでした」と話した。

エース左腕の吉川陽大投手(3年)が10回まで3失点10奪三振と踏ん張ったが11回に力尽きた。

チームは4季ぶりの甲子園。2年前の夏、慶応(神奈川)との決勝から出場が遠ざかっていた。「止まっていた時計の針みたいなのが動きだしましたので『100点』かなと。よくやってくれました」。今大会はベンチ入りした1年生3人を含めた下級生も多く出場し、経験を積んだ。「ほんの数センチが許されないのが甲子園というのを思い出させてくれたので、良い経験をしたと思います」と口にした。

この経験をつなぐのが下級生の使命だ。「3季連続で甲子園に出られないところから、こうやって動かしてくれたので、絶対にそれをつなげていきたいです」。すぐに来春センバツにもつながる秋の戦いが始まる。3年生が必死の思いで動かした時計の針を、これからも動かし続ける。

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