今春のセンバツに出場した九州国際大付は3日、同校HPを更新し、「付属高等学校野球部に関する記事についてのお知らせ」を発表した。野球部内で暴力事件が起き警察が捜査をしていると文春オンラインなどが報じていた件に関し「このたび、付属高等学校野球部の生徒に関する行為について、週刊誌において記事が掲載されました。本件により、本校の生徒・保護者の皆様、地域の皆様、ならびに本校に信頼を寄せてくださっている多くの方々に、ご心配とご迷惑をおかけしていることを、心よりお詫び申し上げます」と、同校理事長と校長の連名で謝罪文を掲載した。

さらに「本件に関しましては、事実関係、言動の趣旨等について相異なる情報があり、現時点では、関係機関による事実確認が行われているほか、本学校法人においても、弁護士を加えて、事実関係、経緯等の確認・整理を慎重かつ適正に進めております。そのため、現時点では、本件記事の内容や具体的な経緯について、確定的に申し上げる段階にはありません。本件は、生徒に関する事案であり、生徒一人ひとりの人権や心身への影響に最大限の配慮が求められます。本学校法人といたしましては、教育的配慮および教育的見地を最優先としつつ、適切に確認等を進めてまいります」と現状を説明した。

事実関係の確認とともに、対策拡充として【1】部活動における指導・管理体制の点検および見直し【2】教職員および部活動指導者に対する人権意識・コンプライアンスに関する研修の充実【3】生徒が安心して相談できる体制の再確認および周知徹底、の3点に当たり取り組みを強化することを約束した。「今後、公表すべき事実が確認された際には、適切な時期および方法により、改めてお知らせいたします。本学校法人といたしましては、本件を真摯に受け止め、生徒が安心して学び、成長できる教育環境の確保に、引き続き全力で努めてまいります」と結んだ。

同校野球部では今センバツ前の2月に部員がけがをした事案があり、福岡県警が捜査していることが発覚。負傷した部員側は別の部員から暴行を受けたと主張しており、周辺にいた複数の生徒の説明には相違があり、学校側が詳しい事実確認を進めている。学校側によると、同市若松区にある野球部のグラウンドで起き、負傷した部員はその後転校。3月に捜査員が訪れた。同校は選抜大会に先立ち、日本高野連側にも報告したとしている。

同校は昨秋の神宮大会優勝チームだったが、今春のセンバツは2回戦で専大松戸に3ー8で敗れた。