聖光学院(福島)が東北(宮城)に完封勝ちで決勝進出を決めた。
先発の紺野耀大投手(3年)が、直球とカットボールを織り交ぜながら4安打7奪三振で完封。準々決勝では11安打12得点、機動力も生かす東北打線相手に「足を絡めてくるという想定の中で、ランナーも意識しつつ、最後はどれだけバッターに向かっていけるかを大事に」と、三塁を踏ませぬ投球でスコアボードに0を並べた。「毎イニング全力で投げきることを意識して、それが最後までできたので良かった」と、納得の135球のマウンドだった。
打っては、女房役も務めた横山孝侑捕手(3年)が2回先頭の二塁打、7回の右前適時打を含む4打数4安打で打線を鼓舞。早くから練習の準備をしてくれる控えメンバー、現地に来られなかった下級生から前日に届いたメッセージも刺激になり「そういうことが負けられない理由になって、覚悟が今日決まったなという思いでした」と奮いたたせてくれた仲間に感謝した。
4年ぶりの春の東北王者へ、近年、熱戦を繰り広げる仙台育英と対する。「どんな相手でも自分自身と戦うとこには変わりはない。一日一日が宝物だと思っているので、明日もまた迎えられる喜びを感じながら、全員でやりきりたいと思います」と頂点を見据えた。

