Bシードの立教新座が、今夏埼玉大会初の延長戦となった一戦を10回タイブレークの末、3-2で制し、5回戦進出を決めた。

初回2死三塁、東農大三の4番・森健士郎内野手(1年)の打球が二塁ベースに当たる不運な適時打となり先制を許した。それでもその裏、1死一、三塁から4番・仙波晴弥捕手(3年)の犠飛で同点。以降は両校投手陣が粘り、スコアボードに0が並んだまま、1-1で延長10回タイブレークへ突入した。

立教新座は10回表、失策で1点を勝ち越されたが、その裏1死一、二塁で3番・赤沢亮磨内野手(3年)がカウント2-0から低めの直球を中越え2点適時二塁打とし、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

赤沢は「3番としての仕事をしようと思っていました。ここまで2試合は結果が出ていなかったので、自分が決めるという気持ちでした。打った瞬間は本当にうれしかったです」と笑顔。「自分たちは突出した力があるチームではないので、これからも僅差(きんさ)の試合が多くなると思います。一戦必勝で頑張ります」と次戦を見据えた。

投げては4投手の継投で東農大三打線を2点に抑え、粘り勝ち。黒須清人監督は「チームが底知れない力を持っていると改めて感じました。『ルールブックの1.06、正式試合が終わったとき、多く得点した方が勝つ』という話をずっとしてきましたが、それを体現した逆転勝ちでした」と、就任後3度目の延長戦を制した選手をたたえた。

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