鶴岡東が東北文教大山形城北を下し、2年ぶり9度目の夏の甲子園切符をつかんだ。

先発の背番号11・小山蒼空投手(2年)が9回120球、8安打無四球完封。大一番のマウンドを守り切り「メンバー外の仲間の気持ちも背負ってマウンドに立ったので、優勝できてよかったです」と安堵(あんど)した。2年生左腕の好投に佐藤俊監督(54)も「27個のアウトうちの3つ取ってほしいと送り出したのですが、最後までいってくれました」とたたえた。

これまで4試合で46得点を挙げていた強力打線も5回まで4安打無得点に抑えられていたが、6回ついに均衡を破った。

2死二塁から高橋太陽外野手(2年)の右適時打で先制。7回には、押井佑斗外野手(3年)の左適時打、林仁滉外野手(3年)の右適時打、赤坂清和内野手(3年)の左適時打でたたみ掛け3点を追加。8回にも松沢空大内野手(3年)の内野適時打で1点を追加し引き離した。

3安打1打点の4番・林は「(グラウンド整備中に)小川(主将)を中心に『チャンスもピンチも両方来る』と話していた。チャンスが来たらみんなでつなぎながら、ピンチも落ち着いてやろうと思いました」と有言実行した。

2年ぶりの聖地へ。指揮官は「まだまだレベルアップできる。甲子園まで一丸となってもっと成長したいと思います」。目標の8強まで伸びしろを最大限に広げる。

◆鶴岡東 1968年(昭43)、鶴岡商業として開校の私立校。77年に鶴商学園に名をかえ、00年から現校名。全校生徒数は529人(うち女子239人)。野球部も68年創部、部員は107人。甲子園出場は春2度、夏9度目。主なOBは元阪神の青木重市、元ソフトバンクの吉住晴斗。所在地は鶴岡市切添町22の30。斎藤哲校長。

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