日本高野連は31日、大阪市内で理事会を開き、「7イニング制諸課題検討会議最終報告書」に関して各地区高校野球連盟への説明と意見交換結果を踏まえた所感を発表した。
説明会は4~6月に担当者が全国の9地区を回って実施され、酷暑対策などを理由に「2028年の第100回記念選抜高等学校野球大会ならびに各都道府県高等学校野球連盟の春季大会から採用することが望ましい」と提言された最終報告書を元に報告。主な意見の中では「『見る・する・支える』全ての高校野球に携わる方々の安全安心という点で7イニング制には賛成の立場である」という声があった一方で、「これまでの過程で説明不足という感は否めない。加盟校の中には、7イニング制ありきで物事が進んでいるという印象を持っている指導者が多い。9イニング制を維持するために他にも出来ることがあるはず」と賛否が分かれた。
この日発表された所感では「今回、9地区での説明会、意見交換が終了したが、まだ十分な理解が得られたとは言い難い。このため、継続した説明、情報の発信を丁寧かつ誠実に取り組んでいく必要がある」との言及があり、報道陣の取材に応じた日本高野連の井本亘事務局長も「丁寧に説明続けながら、議論を続けていく」との考えを示した。

