3年連続出場で勝利を目指した鳥取城北は粘りの野球をみせるも最後は力尽き、岡山学芸館との夏の地方予選3連覇校同士の対決で敗れた。
加藤重雄監督は「内野のミスなど、そこから流れを逃してしまった。粘り強く動く球を目を離さずに打つようにと言っていたら、選手は頑張ってがんばってやってくれていました」と話した。
100球以上の熱投で支えた先発の下浦一心投手については「下浦に頼りすぎました。四球が出ている場面があったので、もっと私が早く決断すべきでした」と反省も口にしていた。
2点を追う3回には先頭の指名打者、谷優翔(3年)が中前打を放って出塁すると、送りバントで1死二塁に。続く打者は打ち取られたが、2死三塁から山崎寛大外野手(2年)が中前適時打を放って1点を返した。
さらに2死一塁から中村悠星内野手(2年)が右前打で2死一、三塁とし、1塁走者の盗塁で二、三塁に。ここで秦慎之介外野手(2年)が左前2点適時打を放ち、一気に逆転した。
リードを保ったまま終盤まで進み、迎えた6回。相手に二死二、三塁のチャンスを作られると、森下絢心内野手(2年)の内野ゴロの一塁送球が悪送球となり、2人がかえって逆転を許した。さらに藤原颯大外野手(3年)に左翼フェンス際へ適時三塁打も浴び、1点を追加された。
7回にも1点を失い、点差は3に拡大。終盤は直後の7回裏の攻撃で、四球と安打などで2死二、三塁のチャンスを作ったがあと1本が出ず。追撃も及ばず、涙をのんだ。
鳥取県勢は中止となった20年大会をのぞいてここ10大会夏の甲子園での白星がなく、この4年間は得点も奪えていなかった。勝てば11大会ぶりの勝利だったが、またもお預けとなった。
◆鳥取県勢11連敗 鳥取県勢は15年の鳥取城北から大会中止の20年を挟み、夏の大会で初戦11連敗。47都道府県別で継続中の連敗では最も長い。過去最長は山形、青森、秋田の13連敗。

