仙台育英(宮城)が令和の優勝校対決で智弁和歌山に2ケタ安打2ケタ得点を許し、8強で敗退した。
先発・古川諒弥投手(2年)は制球に苦しみ、初回に20分間、打者一巡の猛攻を受けたて立ち上がりに5失点。今夏初めて追いかける展開となった2回1死満塁で今野琉成捕手(3年)の三ゴロの間に三塁走者が本塁に生還。1点を返した。
5回には8点目を献上。10点を追う9回2死から3年生の3連打で2点を返した。
同校の令和以降の夏の甲子園での最多失点は、19年に1-17で敗れた準々決勝・星稜(石川)戦での22安打、17失点だった。
試合後、須江航監督(43)の一問一答は以下の通り。
-序盤から苦しい展開
「はい、包み隠さずお話をすれば、見立ての通りになった。よくやったし、全部出し切った。初回の3つぐらいのプレーで試合を決められちゃたのが大変悔しいですね」
-継投は
「全く後悔ないですね。1年間やってきて、そして今が僕は旬な選手を使いたいと。うちの投手陣で(先発)古川が最も旬で、頭2つぐらい抜けている。実際、評価は外には出しませんけど。3回までにマウンドを降りるようじゃ勝機がないと思っていました。継投の遅れだと私は思っていないですね」
-普段の実力を出せなかった
「ブルペンから状態がよく、(初回の)先頭バッターにライトオーバー出されて、『決まった』と。そこが苦しかったですね。長友くんは警戒しているバッター。あれがライトフライで終わるかなと思ったら、1つ打球が伸びてライトも追いつかなかった」
-監督として1年間を振り返って
「智弁和歌山高校さんに及ばなかったですね。総じて力負けです。シンプルに力負けですね。打球の強さ、速さ、守備のここ1番の粘り、ピッチャーの制球力を含めて全て力負け。完全にノックアウト負けですから。こんなにすがすがしく、『次にやるぞ』という完敗は気持ちいいぐらいですね」

