智弁和歌山(和歌山)が仙台育英(宮城)に大勝し5年ぶりの4強入りを決めた。春夏通算77勝は東邦(愛知)と並ぶ9位。夏46勝は早実(東京)を抜き単独7位だ。
打線が毎回の18安打で11点を奪った。1回、1番長友悠成外野手(2年)が三塁打を放つと打者11人を送る猛攻で5点を先制。前半で8-1とリードした。7回には押し出し四球などで3点を加え11点。同校の夏2ケタ得点は15年ぶり10試合目(春は6度)となった。
試合後、中谷仁監督(47)は「素直にうれしいです」と話し、「まさかまさかの展開でびっくりしています」と目を丸めた。
また、再三の好捕を披露したのはバットでも5打数2安打2打点と活躍した二塁手・楠本龍生内野手(3年)。ナインに得意料理の卵焼きをふるまい寮母さんに“料理長”とイジられる楠本は、二塁への痛烈な打球を何度も冷静に処理した。指揮官は、「打てない時は守備でよく守ってくれていますね」とねぎらった。

