智弁和歌山は横浜(神奈川)との準決勝に臨む。スタメンが発表され、先発はエース和気匠太投手(3年)となった。
試合前取材に応じた中谷仁監督は「総力戦を想像してるので、やっぱりエースから投手陣に勇気を持って向かっていく姿勢を和気に示してもらって」とまずは今大会11回を投げわずか1失点の背番号1に託す。
試合を制すためのポイントは「気合と根性」。横浜は最速157キロ右腕・織田翔希投手(3年)を中心に強力な投打揃いだが「やっぱり同じ高校生でやってるんで。もちろん強力打線でいいバッターが多いんですけども、逃げてるようじゃ勝負にならんと。どんどん攻めていく気持ちで向かっていってくれたら」と語った。
準々決勝時と同様「ワクワク」だ。「本当に今日はそれに近いような状態。すごく子供たちの雰囲気がいいなっていう風に感じているので。難しい表現になるけど、ワクワクしか湧いてこない」。
智弁和歌山のユニフォームを着ていたら、多少なりともどんな時もプレッシャーがあるところ。「勝たなきゃいけない、ミスしちゃいけない」。そう見られていたり、声が気になったり、イメージをもたれていたり。それでも「勝ち切らなきゃいけないっていう感覚が多い中、本当に向かって行くだけの相手っていうのは、なかなかこう対戦できることはないので」とナインとともに思い切りぶつかっていく。
自チームでは、荒井優聖内野手(3年)の状態が上がってきている。「気配はあった。何かきっかけだと思ってたので、こないだの仙台育英戦というのはいいきっかけになったかなと思います」と仙台育英戦での7打数4安打2打点1盗塁は大きい。
2番に置く狙いについては「1、2番のコンビ。2対1でバッテリーに向かっていける、ピッチャーに向かっていけるところだとか。バントで1アウトあげて進ませるというよりも、攻撃的な姿勢で序盤から向かっていけるところ」とした。
昨春センバツ決勝の再戦。その試合は横浜が勝利したが「選手たちを見てると、やってくれそうな予感しかない。選手たちを信じて、ポジティブなイメージしか湧いてない」。リベンジへの幕が開ける。

